最近福岡はますます人気の旅行先となっているが、数ある魅力のなかでも糸島の海は注目度が高い。
糸島といえば何よりその海や海岸線の美しさだけど、福岡市でタクシー運転手をする俺が一押しの浜辺をご紹介する。
それは「幣の浜!」...と書いても読めないかもしれないが「にぎのはま」という。
幣の浜は俺の青春の場であり、娘が幼いころは何度も海水浴に連れていった場所。その後も糸島をドライブするたびに必ず訪れる我が聖地と言える。
また、幣の浜は「日本の白砂青松100選」にも選ばれた正真正銘の美しいビーチだ。さらに、NHK大河ドラマ「北条時宗」の蒙古襲来シーンはここで撮影された。
以下に、自撮りの写真やビデオとともに幣の浜の魅力を感じてもらえたら嬉しいかな。
遠浅の海と延々と続く広い砂浜。
幣の浜は芥屋の大門から野北浜を約6㎞にわたって弓型の砂浜と松原が続く海岸線。
ここの海は遠浅で浜からだいたい20m先くらいまでは大人の腰くらいまでしか深くない。
また、浜辺はだだっ広く海の家なんかもない自然状態のままで、比較的人も少ないので大きな解放感がある。
上の写真の奥にある野北山から見るとこんな感じになる。
幣の浜の自撮りビデオ3連発。
それでは昨年(令和3年)11月におじさんと女房がドライブした時に撮った幣の浜のビデオを3つ掲載する。
幣の浜の広い広い浜辺と遠浅の海や海水のきれいさが見て取れると思う。
幻想的な幣の浜のサンセット。
こんな幣の浜のもう一つの魅力は日が沈むころの夕焼け時。
海も浜辺も紅色に色づいて別世界のような幻想的な景色が現れる。
チャンスがあれば是非そんな日没の幣の浜に巡り合い、その夢のような空間に身を置いてみてほしい。
俺はこの瞬間を何度か経験しているが、潮騒と海風が遠い世界からの誘いの歌のように聞こえ、視界には異世界が広がる。
福岡市内からのアクセスなど
車を利用する場合:福岡市内のどこを起点にするかで多少要する時間に差はあるが、例えば福岡市の中心地天神から幣の浜に行くには都市高速天神北から都市高速に乗り上げ、そのまま南西方向(百道方面という標識がある)に進み道なりにドライブする。
降り口は糸島IC。幣の浜には約1時間で到着する。ただし、初めての場合は迷わないように必ずナビで検索しておくこと。
幣の浜の駐車場:現地のどこで車を駐車すればいいのか迷うと思うが、幣の浜の広い海岸が見えてきたら左側に注意する。二か所無料駐車場があるが、最初に出てくる駐車場(10数台駐車可能)からは海岸まで3~4分歩く必要がある。次に出てくる無料駐車場は海岸の目の前にあるけど、5台分くらいのスペースしかない。
公共交通機関を利用する場合:筑前前原駅(JR筑肥線)北口からバス(芥屋線)が出ており「窯元前」バス停下車すれば徒歩10分くらいで幣の浜に行けると思うが、バスの本数は極端に少ない。なので、俺はお勧めしない。
幣の浜を楽しもうと思うならマイカーなりレンタカーなりでドライブをすべし!