私的・弁当箱考 第二回「携行食だからこそ意識したい機能性」

2016.05.22

月イチ連載なんか楽勝。

と思っていたのに第二回で階段から降りたくなっている白山でございます。

 

 

皆さん大人になった今、お子さんに

「できるうちにサッサとやっておきなさい」と言う時に、

その言葉、まず真っ先に自分自身に刺さらないのでしょうか。

いえいえ、弁当箱の話ですね。

 

 

「理想的な携行を考える」

 

弁当は、自宅から別な地点まで一食分の食事を運ぶものです。

移動中は極力コンパクトであってほしい。そしてその存在も目立たない方が望ましい。

普段の弁当は、気分を含めてピクニックではないし。

だから、弁当を携行して得意先に行く必要のある時に、弁当専用トートバッグなど持っていくなど、

生活臭をまとって参上するようで、私には考えられないのです。

 

 

そこで、重要になるのが「鞄と弁当箱の組み合わせ」です。

 

 

「マチ幅の苦悩」

 

別持ちは避けたいとなると、ひとつのバッグに他の荷物と一緒に収納できることが条件となりますが、

鞄のマチ幅と弁当箱の幅の組み合わせ、これがとても難しいのです。

 

 

普段使っているバッグは4種。主力の弁当箱との幅関係は以下のようになります。

 

 

プリント

 

 

翌日の弁当を考えるときに、完成内容をシミュレートして、あの弁当箱にしようと決めると、

ではバッグはアレでは入らないぞ。では弁当箱を変えるか。

 

いやいや、それでは食べる時の気分が違ってしまうだろう、あ、いかん。

明日は10時に打ち合わせがあるから、資料受け取りで鞄がミッチミチに膨らむと格好悪くなってしまうかもしれない・・・。

 

 

さらには、バッグA+弁当箱1のつもりだったが、二段に納めるには、おかずが足りないはず。

ここはバッグC+弁当箱3で行くべきか?

 

 

これらが頭の中でぐるぐるとループするのです。

 

 

「弁当は複合的な楽しみ」

 

さらには、何で包むかも悩むところです。

ポテサラが入っているのに、この和柄で包むと開封時にギャップがあるだろとか、

茶色がほとんどを占める弁当にレンガ色の包みは重苦しくて辛いものがあるなとか。

誰に見せるものでもないのに考え込んでしまうのです。

 

 

買い物の途中で、欲しいなと思う鞄が見つかったり、

気になる弁当箱を発見したときに、

「幅はどうだ?これなら何で包む?」と考え込み、

にこにこ近づいてきたはずの店員さんが、

緊張して話しかけにくい沈黙の時間が続くこともあります。

 

 

しかし、そんな(どうでもいい)ことに頭を使ってよく嫌にならないね。と聞かれれば、

「それを含めて弁当の楽しみだから」と答えると思うのです。

 

 

 

次回更新は6月18日。

 

第三回「材質と印象 〜中身もその影響を受ける〜」へ続きます。