私的・弁当箱考 第三回「材質と印象 〜中身もその影響を受ける〜」

2016.06.19

三回目ですでに。

じわっと、予告より公開が遅れ気味になりつつある弁当箱の話です。

 

「おかずが弁当箱を選ぶ」

外出する時には誰であれ、服装が問題ないかチェックしますね。

このシャツにこのジャケットは無いな、

いやそもそもボトムがおかしいのか的な、ちょっとした葛藤。

 

弁当と弁当箱の関係も、それに近いものを感じるのです。

 

例えば、プラ容器に詰めた煮物は、なにかひどく安っぽくみえたり。

逆に、曲げわっぱにマカロニサラダがいたら、場違い感が半端なかったり。

万能と思われがちなステンレス容器に、なぜか焼き魚が不釣り合いに思えたり。

まるでその日の弁当内容が、手持ちの弁当箱を指定してくるような。

 

時間のない中、弁当を詰めつつ「なにか選択間違ったかも」という今さら戻れない状態は、

今日この服装に、この靴は無かったな。と電車の中で後悔するのと、

とても近い「心の残念さ」があると思うのです。

 

弁当は開けた時に、あーあ。
靴は履くたび、歩いて見えるたびに、あーあ。という。

 

「比較検証してみると歴然」

 

そんなに違う? それって細かすぎない?と思われる方に実証しなければ。

ざっくりと和風系と洋風系のおかずを、ふたつの弁当箱に盛りつけてみました。

 

まずおかずはこちら。

bento_01

 

このふたつを別容器に詰めてみて・・・。

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そして逆にしてみて。

 

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どちらを食べたいか、考えると
プラ=洋風
塗り=和風 なのは明らか。

塗りで洋風が一番食欲をそそられないという感じ。

 

 

必ずしも、良い容器を使えば良く見えるということでは無いのですね。

スーツに草履、着物にスニーカーという感じで。

 

とここまで書いて、鶏肉の偉大さに気付いた。

あいつ、何にでも合う。

 

次回更新は7月15日。

第四回「食べ方の都合、手との相性」へ続きます。

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