【夏のパン弁当作りで気をつけたいこと】

2016.08.22

こんにちは。

ベンラボアンバサダーの、坂本 静です。

 

長いようで短かった夏休みももう終了、新学期に突入の北海道です。

 

さて、【ぱんびーの☆パン弁当プロジェクト】の5回目は、

夏のパン弁当作りで気をつけたいこと、と、夏のスープです。

 

—–

北海道は涼しい、いや、涼しかったはずです…

私が子供の頃、夏休みでもプールに泳ぎに行くのもほんの数日間。

お盆を過ぎればもう肌寒くなって、秋の気配を感じたものです。

 

 

その年によっては、半袖の服を身につける機会もほとんど無いほど気温が低く、

“冷夏でビールが全然売れない”“夏物が売れない”などと、

新聞やTVのニュースで報道さていた記憶があります。

 

それが、

私が岩見沢に越してきてからは、夏は暑いと感じるようになり、

少なくとも、岩見沢や札幌は暑い夏を迎えるようになりました。

時により多少の差はあれど、北海道も気温が高くなってきたんですよね。

 

 

***** ***** ***** ***** *****

 

 

さて、前置きが長くなりましたが、今回のテーマの一つ目は、

 

【夏のパン弁当作りで気をつけたいこと】です。

もちろん、日頃お弁当作りに関わっていらっしゃる皆様も

細心の注意を払って、おかず作りやパッキングまで取り組んでいらっしゃるはず。

 

実は、Oh! Bentoコンシェルジュの松本希子さんが、

【ゆさんすたいる】の昨年7月の記事で、夏のお弁当作りの注意点を纏めてくださっていますので、詳しくはそちらをご覧くださいね。

 

 

※※※※※※※※※※※

 

 

  • 梅雨から夏にかけて気をつけたい、お弁当づくり(まとめ記事)

梅雨から夏にかけて気をつけたい、お弁当づくり(まとめ記事)

 

 

※※※※※※※※※※※

 

 

“例えばパンなら、こんなところに気をつけたい”

 

重複する点もありますが、私が気をつけていることを挙げてみます。

 

【サンドイッチなど、焼き上がったパンに具を挟む場合】

 

1.火を通さない食材は、なるべく素手で触らない

  ⇒もちろん調理前に手は清潔にされていると思いますが、手袋で。

   今は使い捨ての手袋が簡単に手に入りますので、常備しておくと便利です。

 

2.レタスやきゅうりなど、水気を多く含む野菜はキッチンペーパーなどで水けを取る。

  ⇒生野菜は、夏のサンドイッチには不向き、という意見もあるようですが、

   温度と衛生管理をきちんとすれば大丈夫。※ただし、変色したり傷みやすいものは避ける。

 

3.挟む具材に、生の肉や魚などを使用する場合は、食材に完全に火を通し、食材が完全に冷めてから。

 

4.挟む具材の味付けは濃い目がベスト。

  ⇒暑い時は、スパイシー、甘辛などの方が食欲も増進しますし、食材も傷みにくくなる。

  ⇒パンにバターや辛子マヨネーズを塗ると、パンに水分が染み込みにくくなります。

 

5.殺菌消毒用スプレーを常備する。

⇒パン切りナイフ、カッティングボード、などにもシュッとひと吹き。

 ※松本さんも紹介されていますが、私も使っています。いろんな場所で使えるので便利です。

 

     スプレー

 

 

 

6.サンドイッチは、なるべくなら個包装に。

  ⇒万が一、挟んだ具から水分が出ても、他のものに味移りするのを防ぎます。

 

7.しっかり保冷できる環境で持たせましょう。

  ⇒凍らせておいたジュースを、保冷剤代わりに保冷バッグに入れるのもOK。

 

8.早めに食べきる。食べきれずに残ってしまい、時間の経ったものはなるべく食べない。

 

 

以上、当たり前のこととは思いますが、

改めてもう一度意識してみましょう♪

 

 

 

***** ***** ***** ***** *****

そして今回の二つ目

【夏のスープ】です。

 

今年はカフェメニューにもなっているスープ。

7月からの夏バージョン、【野菜の冷ポタージュ】の登場回数が増えています。

 

もちろん、暑い夏こそ、スパイスのきいた熱々カレー!

というのもありでしょうが、炎天下の屋外から室内に入って、一息つきたい時

カップ一杯のスープで体内に涼を取り込む、というのもいいものです。

 

 

【じゃがいもの冷ポタージュ】は、

玉葱とじゃがいもを少量のオリーブ油で炒め、柔らかく煮てから、

たっぷりの豆乳を加えて、滑らかになるまでミキサーにかけます。

 

味付けは塩胡椒だけで、仕上げにパセリをほんの少し振りかけます。

食べる時に、少し牛乳を注いで軽く混ぜていただきますが、

余分な調味料も油分も加えないので、冷たいままでも美味しく、喉ごしもなめらかで、

本当に生き返るような気分になります。

もちろん、温めても美味しいポタージュです。

 

 

【じゃがいもの冷ポタージュ】

 

 

  じゃがいもの冷ポタージュ

 

 

 

夏はもちろん冷たいまま、スープジャーか、ガラスの空き瓶などに入れて、

お弁当にも持って行けますね♪

 

 

少しアレンジして、人参を加えたバージョン、南瓜のも作りました。

ブロッコリーや、とうもろこしもいいですね~♪

 

 

【人参入り冷ポタージュ】

 

 

人参入りポタージュ

 

 

少しアレンジして、人参を加えたバージョン、南瓜のも作りました。

ブロッコリーや、とうもろこしもいいですね~♪

 

 

【南瓜の冷ポタージュ】

 

 

 南瓜の冷ポタージュ

 

 

 

一緒に持っていくお弁当の方は、こんな感じで、

あっさりとした、きゅうりとハムのサンドイッチにしてみました。

マスタードマヨネーズをいつもより気持ち多めにしてあります( *´艸`)

 

 

【きゅうりとハムのサンドイッチ】

 

 

  きゅうりとハムのサンドイッチ

 

 

もし、食欲のない時なら、こんなサラダもいいですね。

シーザー風サラダは最近よく登場しますが、私も大好きです。

 

 

【サラダ弁当】

 

 

 サラダ弁当

 

 

 

夏にサンドイッチを持たせるのはちょっと心配…

 

という方には、【セルフサンドイッチ】というのもいいものです。

ハムやチーズ、チキンなど、具材をサラダのように別容器に入れて持ち、

パンは挟めるようにしてジップロックにでも入れておく。

食べる時に挟むので、パンが具材の水分を吸ってべちゃべちゃになる心配もないですし、

挟むのが面倒なら、サラダをおかずにパンを食べるのもOKです。

 

何より、こちらの場合、朝の支度が楽そうで魅力的でしょう?(笑)

 

今日の組み合わせでは、こんな感じに持って出かけます。

 

 

  夏サンド

 

 

頂きものの、素敵な小風呂敷、ようやく使うことができました。

ありがとうございます♪

 

***** ***** ***** ***** *****

そうそう、最近ちょくちょく我が家でも登場する、このクルトンですが、

食パンやバゲットが食べきれず残ってしまった時など、食べやすい大きさに切って、

150℃くらいのオーブンで10~15分程度(焦げ目がつくかつかないか程度)、オーブンで乾燥焼きしておくと、便利です。フライパンで空焼きしてもいいですね。

 

  クルトン

 

 

湿気ないように密封袋に入れ、乾燥剤を入れて冷蔵保存できますが、

早めに食べきりましょう♪

 

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最後におまけ、私のブログです。
一緒に暮らしている犬、ゆず(シェットランドシープドッグ)や、パン&お菓子をはじめ、日々の手作りのことなどを綴っています。ぜひ、こちらもご覧くださいね。

 

 

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Shizuka Sakamoto プロフィール

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『パンとワインの店 PAN VINO ぱんびーの 』主宰、パン職人、

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若い時から「パンの人」と呼ばれる。

 

 

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『パンとワインの店 PAN VINO ぱんびーの 』

北海道岩見沢市上幌向北1条6丁目770-40

電話:0126-26-5582

【白パン・ピタパン・コルネのサンドイッチ】

2016.06.24

こんにちは

 

ベンラボアンバサダーの、坂本 静です

 

6月末になり、ぱんびーののウッドテラス前庭の栗や、松の木の葉も茂ってきました。

 

雨の多いこの時期は、ハーブや雑草の成長が著しくなる時でもあり、

 

春に退職し庭師となった我が相方も、外に出られる日は、時間の大半を庭で費やしております。

 

ようやく庭で、美味しいお茶やワインを楽しめる時間が持てそうで楽しみです。

 

 

さて、今月の【ぱんびーの☆パン弁当プロジェクト】3回目は、どんなパン弁当でしょうか。

 

—–*—–*—–*—-

 

 

まず一つ目は、最近はまっている白ぱんから。

 

卵を使わず、牛乳をたっぷり配合し、焼き目が付かないよう低めの温度で焼き上げたパンです。

 

 

 

ふんわり柔らかなお食事パンで、シチューなどに合わせてもいいし、そのままでも

 

また、夏はこういう感じの冷たいデザートパンにもいいかなと思います。

 

 

白ぱんジャムサンド

 

【クリームチーズと自家製mixジャムサンド】

 

 

小さ目のバンズなので、持ち歩きには、市販の紙容器なども便利です。

 

—–*—–*—–*—-

 

今月の二つ&三つ目は、ピタパンのポケットサンドと、コルネです。

 

 

この、ピタ、は、直径が15cm~20cmくらいの平たい円形のパンで、

地中海沿岸~中東、北アフリカなどでよく食されているとてもシンプルなパンで、

高温のオーブンで一気に焼き上げると中が空洞のポケット状になることから、ポケットパンとも呼ばれます。

 

焼き上げた後に、ぷくっと全体が膨らむので、真ん中で切って、中にいろいろな具材を挟んで食べることができます。

 

 

数千年も前から中東に暮らす人々の主食の一つであり、イタリアのピッツアの起源とも言われているそうです。

 

 

【ピタパンのサンド二種&ポテトサラダのコルネ】

 

①豚肉のリエット、ドライトマトのオイル漬け、赤玉ねぎ、レタス

②小松菜とベーコンと人参のソテー、サワークリーム、マスタード

③茹で卵入りポテトサラダ

④凍らせておいたゼリー

 

 

ピタとコルネのサンド

 

 

③のコルネは、チョコクリームを詰めるのがお馴染みですが、

このようにサラダなどの詰め物をするのもまた楽しく、美味しく召し上がれます。

ご希望があれば、空でも販売しておりますので、ぜひ一度お試し下さいね。

 

 

ポテサラコルネ

 

 

 

 

そして、持ち歩きには、今回このような折り畳みの容器を使用してみました。

 

プラスチック製で平たくなりますので、使用後はかさばらずに持ち帰れますし、洗いやすいので非常に便利です。

 

 

【ホーショー 折りたためる フラットランチボックス Mサイズ ハナ 「くり返し使える」 LB-085-MHA】

 

 

折り畳みBOX

 

 

 

そして夏のお弁当のお約束。
冷たいデザートに、市販のゼリーなどを凍らせて詰めていくのも、保冷剤代わりにもなるし便利です♪

 

 

 

 

—–*—–*—–*—-

 

 

 

そして今月の最後は、おもてなしにも、またお弁当としても活用できるパンランチです。

 

 

【ロメインレタスのシーザーサラダ&時鮭フライのサンド】

 

 

 

ホットサラダ

 

 

 

野菜の栽培をされているお客様から、珍しいロメインレタスをいただきましたので、

雑誌に掲載されていて作ってみたかった、ホットサラダを作ってみました。

 

これは小ぶりな方を使ったので、見た目のインパクトが薄いですが、カリカリベーコン、

クルトン、赤玉ねぎ、をちりばめ、パルミジャーノをふんだんにすりおろし、

半熟卵をトッピング。シーザードレッシングでいただきます。

 

 

見た目もとってもおしゃれで、豪華♪

 

 

こういうごちそうサラダにパンを添えるだけでも、十分に素敵なランチタイムが楽しめます。

 

 

持ち歩きには、サラダを密封容器か、メイソンジャーなどに盛り付け、

茹で玉子を割らずに載せて置き、お昼に割って食べる楽しみもあります。

 

 

そして、今回は、3COINS(スリー・コインズ)で入手した、ボトルに飲み物を詰めてみました。

 

 

冷たい飲み物専用ですが、取り外しのできる中栓がついていますので、

入れておいたティーバッグなどがじゃまにならずに飲むことができます。

 

お弁当と一緒に保冷バッグに入れていきましょう♪

 

 

冷蔵庫内での保存にも便利ですし、500cc入って300円というのは大変お得ですね。

 

 

 

ボトル

 

 

 

—–*—–*—–*—-

 

 

 

今月は、いくつかのサンドイッチとパンランチをご紹介しました。

 

 

 

さて、来月はどんなのにしようかな~( *´艸`)

 

 

お楽しみに♪

 

 

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リーンなパン

2016.02.29

こんにちは

 

第1期ベンラボアンバサダー&ブロガーの、坂本 静です。

 

 

パンときどきお菓子、12回目、今回のテーマは、「リーンなパン」です。

 

————

前回は、ぱんびーののお菓子「パウンドケーキ」にスポットを当てましたが、今回は、お食事パン。

 

その中でも「リーンなパン」を取り上げてみます。

 

*** *** *** *** ***

 

さて「リーンなパン」とは何ぞや?

 

うちの工房でもお世話になっております、日本ニーダーさんのHPによりますと、

 

【リーンなパン】とは…

 

「簡素な」「脂肪のない」という意味で、粉・水・塩などの基本材料を中心として作られたパンの種類。

 

一般的に、フランスパンなどの食事パンは料理との相性が良いように、リーンな配合になっている。」とのこと。

 

(※日本ニーダーHP「パンの用語」より:https://kneader.jp/)

 

反対に、バターロールやブリオッシュなど、砂糖や卵、牛乳やバターがたくさん入っているようなパンは、

 

【リッチなパン】ということになります。

 

*** *** *** *** ***

ドイツやフランスなどのパン屋の店先に並ぶパンは、細長いフランスパン=バゲットや、

 

ごつごつとした丸いカンパーニュやドイツパンなどが多く、よくある外国映画のシーンなどでも、

 

紙袋に入ったパンを持ち歩く姿をよく見かけますよね。

 

パリの街角のカフェで、濃い珈琲にミルクがたっぷり入ったカフェオレにクロワッサンを頬張る、

 

そんなイメージがあります。

 

特にフランス発祥のパンが多いそうで、フランス人が、小麦粉本来の香りや風味を好み、

 

あまり余計な材料を入れて、小麦粉の良さを損なわない事がベストだと考えられているからで、

 

フランスだけでなくドイツやイギリスなどの周辺の国々でも同じような傾向が見らるのだそうです。

 

(※パンの図鑑:http://www.bread.jp.net/lean.php「リーンなパンの種類」参照)

 

 

まぁ、クロワッサンやブリオッシュなどは、バターをふんだんに使っているので、

 

リーンとは呼べないですけど、ヨーロッパなどのパンを主食とする国々では、

 

こういったリーンなパンが主流と言われています。少なくとも、

 

日本で好まれている食パンや柔らかい種類のパンは、あまり見かけることが無いそうです。

 

 

*** *** *** *** ***

 

 

ということで、日本にはそんなリーン&リッチなパンが豊富に売られている訳ですが、

 

我がぱんびーの の、パンの中でも「リーン」に属するパンを取り上げてみます。

 

 

*** *** *** *** ***

 

1.パン・ド・カンパーニュ

 

  「田舎パン」と言う意味です。

 

 先ほどの「パンの図鑑」サイトによると、

 

郊外からパリへ人々が売りに来ていたことから、こう呼ばれました。

元々は、果物などについている野生の酵母から作った【ルヴァン種】から作られたようですが、

 

今では一般的な酵母で作られたものも増えているとか。

 

 

 私は、フランスタイプの粉(または強力に薄力粉をブレンド)に強力粉とライ麦粉を配合していますが、

 

ライ麦の入らない物もあるので、まちまちですね。

 

 

 ぱんびーので現在作っているのは、こちらの定番の胡桃入りの他に、チーズ、甘夏&チーズの3種類です。

 

 

胡桃のカンパーニュ

 

 

 

ちなみに、私が好んで食べるのがこの胡桃入りですが、スライスしてサンドイッチにも合いますし、

 

オリーブオイルと塩を少しつけて食べるのもまたワインにとても良く合うのです。

 

こちらのように、お弁当に、サンドイッチもいいですね。

 

 

 

カンパーニュのサンド

 

 

 

*** *** *** *** ***

 

2.イングリッシュマフィン

 

 

イングリッシュマフィン

 

 

 その名前の通り、もとはイギリス発祥でしょう。

 

 実は、私がパン作りと出会った一番最初のパンが、このイングリッシュマフィンでした。

 

私のパン作りの大先輩でもある姉が、家で作ってくれたのが始まりです。

 

 

 その頃は、金属のセルクル(丸い輪っか)など無かったので、牛乳パックを輪切りにし、

 

アルミ箔を周りに巻いてセルクルの代わりにして、発酵させ焼き上げたものです。

 

当時は、苫小牧駅にあった「サンジェルマン」で販売されており、姉がよくお土産に買って来てくれました。

 

 

周りにぐるっとフォークを差し込んで、厚みを二つに割り、

 

軽くトーストしてマーガリンと苺ジャムを塗って食べるのが大好きで、

 

ずいぶん食べてしまった思い出があります(笑)

 

 フランス粉を使っていますが、丸めなおした後に、周りにコーングリッツ(トウモロコシの粉)を

 

塗してリングの中に入れて発酵させ、上に天板をのせて焼き上げるので、あのような平たい形になります。

 

 

 さて、このイングリッシュマフィンですが、この様にトーストにする他、サンドイッチにも便利です。

 

私は、きんぴらごぼう+豚の生姜焼きや、チキン南蛮+生野菜などのサンドイッチにするのが好きで、

 

よく娘のお弁当に持たせたりもしました。

 

 

 夫は、周りの粉が落ちるからと言ってあまり好みませんが…。

 

 

****** ***** *****

 

 

3.ミニバゲット&プチフランス、ソフトフランス、クッペ

 

 

ミニバゲット

 

 

フランスの家庭で一番よく食べられているのがフランスパン、だそうですが、

 

日本でも、レストランや食事の席でよく登場しますね。最近では、

 

「ラスク」の原料としてもお馴染みなので、食事に限らずお菓子にも使われています。

 

 

小麦粉と塩、それにお砂糖が少々、といった配合なので、そのままの美味しさはもちろんのこと、

 

いろんなお料理の味付けの邪魔をすることも無いので、食事の席に登場することが多いのでしょう。

 

カンパーニュと同様に、肉や油との相性も抜群だと思います。

 

フランスパンについてはこれ以上の説明は不要ですね。

 

 

実は…

 

 

パン屋になる以前は、フランスパンを作るのが苦手でした。

 

最初の頃、上手に作れなかったので、それ以来苦手意識があって作れなかったのです。

 

 

それでも、店を始めるようになり、今使っている【白神こだま酵母】の生酵母と出会ってから、

 

また作ってみよう、と思い始めたのです。

 

 

パン屋と名乗るからには、フランスパンだって焼かなければ、、と(笑)

 

 

10数年前には苦手で諦めてしまっていた、フランスパンでしたが、とりあえず、

 

2割普通の強力粉を配合したソフトフランスを作り始めてみると、

 

数本のうち1~2本は良い感じに焼けて、食べてみるとなかなか美味しくできていました。

 

そんなフランスパンでも、お客様は美味しいと召し上がって下さり、

 

フランスパンを求めていらっしゃる方も増えていきました。

 

 

それに気をよくして、毎回焼き続け、回を重ねるごとに見た目もそれらしく、

 

今度はミニバゲットも少しは誇れるものができるようになって来たのです。

 

ハード系のファンも増え、昔より腕も上がっているのかな~?などと、

 

ちょっと自信を持てるようになりました( *´艸`)

 

 

 時々は、全粒粉を混ぜたり、胡桃を包んで焼いたり、多少のアレンジもしています。

 

 

最近可愛く作れるようになってお気に入りの、黒ごまクッペ。

 

 

黒ごまクッペ

 

 

****** ***** *****

 

4.ザルツシュタンゲン(塩ぱん)

 

 

塩ぱん1

 

 

 数年前から日本でブームになっている、そう、塩パンのことです。

 

 

友人に「塩パンにはまってる、とても美味しい」、「作って~♪」、と、

 

何度も言われながら、この1月まで作ったことがありませんでした。というか、食べたことも無かったのです。

 

 

世間で流行していることは知ってはいて、街のパン屋の店先に並んでいるのを、

 

「あ~、あれが塩パンなんだ~」と思っていた程度でした。

 

今考えると、いけませんね、はい。自分の好き嫌いに関係なく、

 

もっと向上心を持たなければいけなかった…と反省しています。

 

 

お客様が、何を召し上がりたいのか。

 

もちろんそればかり考えていてはいい職人にはなれないのですが、

 

自分の味にこだわらず、もっと勉強し、研究し続けることが大切なんだ…と今はわかるようになりました。

 

 

少し進歩したかな?(笑)

 

 

 

それで、いろいろ調べて、試作し、私なりに美味しいと思える、ぱんびーのの「塩ぱん」を作れるようになりました。

 

今のところ、ライ麦を配合したもの、ライ麦無しのものと、フランスパン生地のものの3種類です。

 

 

3角形に伸ばした生地の中心にバターを巻き、発酵後に卵を塗って塩をトッピングしオーブンに入れます。

 

焼成の途中に中からバターが溶け出すので、焼き上がった時には空洞ができています。

 

そして下側がカリッカリに香ばしく焼き上がるのですが、食べた感じはクロワッサンや、

 

クラッカーのようにサクッと塩味のきいた食感になっています。(うちの塩ぱんの場合)

 

 

塩ぱん2

 

 

 

 

最初は岩塩をトッピングしていましたが、姉から「ゲラントの塩が美味しい」と聞き、

 

今はゲラントの塩を使うようにしました。こちらは海塩なのでこちらの方が美味しい気もしますが、

 

岩塩ももとはと言えば海の塩ですしね、どうなんでしょう。

 

色合い的には、前者の方がミネラル分が多く見えますが…。

 

 

****** ***** *****

 

今回はぱんびーの の「リーンなパン」を4種類ご紹介しましたが、

 

こういうパンの話って、意外と知らないことが多いと思いませんか?私自身も、

 

その昔にパンの先生にいろいろ教わりましたが、あまり覚えていないことも多いので、

 

改めていろいろ調べたりしながら勉強をし直したいと思います。

 

***** ***** *****

 

 

 さて、今回12回目が最後となりました。昨年の春、幸いなことに機会を頂けて、

 

【第一期ベンラボアンバサダー&ブロガー】のメンバーとして、

 

一年間【パンときどきお菓子】を担当させていただきました。

 

 

自分から、店のこと、パンとお菓子のことをどうやって語ろうか、

 

と考えたことで、改めてパン作りに向き合えた気がします。

 

 私の拙い文章に一年間お付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。

 

 

 これからは、新しく始めた【PAN VINO】のブログで、

 

この続きを綴って行きたいと思いますので、

 

今後も暖かく私と、私のお店【ぱんびーの】を見守っていてくださいね。

 

 

———–

 

最後におまけ、私のブログです。

 

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焼き菓子と、パンカフェ開業までの道のり…その3

2015.11.09

こんにちは。

ベンラボアンバサダー&ブロガーの、坂本 静です。

パンときどきお菓子の8回目は、

 

 

『焼き菓子と、パンカフェ開業までの道のり…その3』です。

 

————-

前回、前々回と、あまり『パンときどきお菓子』の部分が入っていなかったぞ、と反省しましたので、
今回は焼き菓子の話を少し。

 

焼き菓子の中でもクッキー作りの話を少々。

前回のブログの、冷凍冷蔵庫が無事搬入されたというところで、

型抜きクッキーを作るには、成型・型抜きの過程の中で、何度も冷却する必要がある、と書きました。

 

クッキーの作り方にはいくつか方法があります。

1.室温にしたバターをクリーム状に練って、砂糖を練り混ぜて、溶き卵を加えて混ぜ、
  小麦粉を混ぜ合わせてまとめ、ラップで包んで冷却後、取り出してスライスして焼成する、
  アイスボックスクッキー。

2.1よりも緩めの生地を、絞り袋に入れて天板に絞り出して焼成するパターン。

3.生地をスプーンですくって天板に落として焼成する、ドロップクッキー。

  ⇒これはよくあるアメリカンな、カントリークッキーのタイプ。

4.冷却しておいた生地を3mm程度の厚さに伸ばして、型で抜き焼成する型抜きクッキー。

  ⇒最近では、カラフルなデザインのアイシングクッキーも流行っていますよね。

 

今回私が作ったのは、4の型抜きクッキーですが、伸ばした生地を冷却しておいた天板に載せて型で抜きます。

 

 

型抜き

 

 

その後、竹串でいらない部分を排除していくのですが、
生地が柔らかくなってしまうとなかなかうまくいかないのです。

私の場合は、全て抜き終わるまで、抜き終わった分の天板も冷蔵保存しておき、一気に焼成します。

 

真夏は、生地がだれて大変ですが、9月の作業は本当にラクチンで良かったです。

 

ちなみに、完成形がこちら。

 

ウェディングクッキー

 

 

天使+お星さま+ハートのアイシングクッキーのセット。

実はこれ、息子の結婚式のウェディングクッキーだったんです。
本当は、もう少し可愛いアイシングにできたら良かったのですが、
何せ修行中なのと、残された時間が僅かだったので、これで勘弁してもらいました。

 

手渡しする時に間近で見ていましたが、こういうのって嬉しいですね、やはり(≧▽≦)

 

実は、お弁当のおまけにもちゃっかり入ってます♪

この日のメニューは、

☆中華丼

☆巨峰ジュース

☆天使のクッキー

 

中華丼弁当

 

 

 

ついでに1のアイスボックスクッキーも久しぶりに作ってみました。

バター不足の折、今回のは、サンプルで頂いたコンパウンドマーガリンを使いました。

フランス産の発酵バターが40%入っているそうですが、やはりマーガリンということになります。

 

こちらは、ココア生地でアーモンドホールが入っています。

5mm~7mm程度にスライスしたら、あとは天板に載せて焼くだけですが、

型抜きと違って、こちらのクッキーは少し広がりますので、間隔をとって並べないと、

くっついてしまうので要注意ですね(笑)

 

 

 

アイスボックスクッキー

 

 

 

今日のお弁当にもおまけにつけておきました。

 

 

トマトソースパスタ

 

————-

さて、もう一つの話題

【パン屋開業への道のり…その3】

 

一年ほど前から、開業へ向けあれこれ妄想することから始まりました開業への道でしたが、

実は、先日、10/10(土)12:00、ついに開店してしましました。

 

軌道に乗れば、11時開店の予定ですが、今月は12時開店の予定です。

今のところ毎朝バタバタ状態ですので、

まずはそこから、ですね。

 

カフェの様子は、というと、

 

 

カーテン

 

 

先日大阪へ行った時に、オーダーしてきたカーテンが届きましたので取付けました。

 

何の変哲もないフラットなカーテンですが、

シンプルな中にも品がある、この柄に一目ぼれして決めました。

この真ん中に止めてある、マグネットのついたタッセル?

のおかげでこんな風に可愛く変身しました~。

 

オープンを10/10に決めてから、

プレオープン当日の、開店間際まで、あっちを片づけたり、買い物に行ったいり、汗だくでした。

 

当日は、安然ながら写真撮影はできませんでしたので、

二日目の様子です。

 

 

 

お花たち

 

 

お祝いのお花をたくさん頂きました。

応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

焼き菓子

 

焼き菓子コーナー。

 

 

20151011パン

 

 

 

この日のラインナップは、

左から、チーズバンズ、イングリッシュマフィン、バターロール、チョコっとコルネ。

 

 

アニーズ

 

 

それと、クランベリーと胡桃入りアニーズブレッド、白ごま山型食パンです。

 

生憎、朝からひどい雷雨で、初日程の客数はありませんでしたが、

夫の職場関係の方や、私のお友達、すでにリピーターとなったお客様などもご来店頂けて、またよい一日となりました。

 

 

こうやってしばらくは毎日あたふふたとするでしょうが、

毎日少しずつでも可頑張っていけるといいですね。

 

 

すけみつさんからの花

 

 

 

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最後におまけ、私のブログです。
一緒に暮らしている犬、ゆず(シェットランドシープドッグ)や、パン&お菓子をはじめ、日々の手作りのことなどを綴っています。ぜひ、こちらもご覧くださいね。

 

kitten’s_tail (http://ateliersiz.exblog.jp/)

 

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Shizuka Sakamoto プロフィール

『Handwork & Café Atelier_shizz』『パンとワインの店 PAN VINO ぱんびーの 』主宰、
パン職人、JHBS(ジャパンホームベーキングスクール)講師、薬膳アドバイザー

若い時から「パンの人」と呼ばれる。